captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ミツバチのささやき

スペインの映画である。

 

舞台は、スペイン内戦終了直後、フランコの独裁が始まった頃の田舎の村。

 

主人公アナは、何でも信じてしまう女の子で、いつも姉にからかわれていた。

 

ある日、村に移動映画がやってきた。

 

フランケンシュタイン」だった。

 

姉は、その映画も妹をからかう材料にした。

 

フランケンシュタインは精霊で、いつでも逢えるのだと。

 

信じたアナは、ある夜、こっそり抜け出して村はずれの廃墟に出掛けていく。

 

この映画は、独裁政治の最中に作られたもので、政権を批判したものと言われている。

 

映画人は時の政府を批判するものだが、独裁が相手となると命懸けだ。

 

出演者が、それぞれ「象徴」であるらしい。

 

しかし、よく解らない。

 

台詞も少ないし、少女のアップが、やたらに多い作品である。

 

エンタテイメントとして作られたものでないから、観て楽しい映画ではない。