ドゥェイン・ジョンソン主演のアクション映画である。
彼は当時、プロレスラーで「ザ・ロック」と名乗っていた。
マフィアに借金取り立て代行をさせられていたベックは、ボスの放蕩息子を連れ戻すために、アマゾンへ旅だった。
そこは、独裁者が住民を強制労働させて、搾取しているところだった。
秘宝を見付けた放蕩息子、独裁者一味、それに反抗するゲリラが争う。
プロレスラーだから、パワフルなアクションが見どころである。
ところが「銃を使わない」のがモットーなのに、銃撃戦では、ついに使ってしまう。
放蕩息子を救うため、という大義名分があったのかも知れないが。
脚本家の、手抜きである。
切り抜けるアイデアが浮かばなかったのだろう。
だから、最後はあっけない。