マット・デイモン主演のアクション映画である。
マルセイユ沖で漁船に救助されたボーンは、銃で撃たれていて、記憶を無くしていた。
皮膚に埋め込まれていたマイクロチップから、スイスの銀行口座を知る。
貸金庫にあったのは、ジェイソン・ボーン名義のアメリカパスポートをはじめ数冊の偽造パスポート。
それらには、全て自分の写真が貼ってあった。
更に、拳銃や、数カ国の紙幣からなる大量の札束であった。
ボーンは、無意識のうちに出る外国語や格闘技に戸惑う。
そして、パリにあると書いてある自宅に行くが、記憶は戻らない。
そこへ、殺し屋が現れる。
この映画は、展開が速い。
ボーンは、暗殺計画に失敗して撃たれたのであった。
殺すはずだった相手、CIA、との三つ巴で物語が進む。
ロバート・ラドラムの原作「暗殺者」とは、最初の設定は同じだが、話は別物だ。
原作を読んでいても、映画を楽しめる。
知的で強いボーン役に、マット・デイモンは、うってつけだ。
また、観たくなってきた。