ヘンリー・カヴィル主演のアクション映画である。
彼は中堅どころの俳優なので、名前と顔が一致する人は、映画通と言えるだろう。
この作品には、ブルース・ウィリスが、主人公の父親役で、ちょこっとだけ出ている。
シガニー・ウィーバーも出ている。
会社員である主人公は、バカンスのためスペインを訪れ、事件に巻き込まれる。
クルーザーが荒らされ、家族が拉致された。
その父が殺され、アメリカ大使館に逃げ込むが、狙撃犯に間違えられる。
そして逃亡しながら、敵と戦う。
展開の速い作品であるが、プロットは緻密だ。
流石にハリウッドの脚本である。
無理な辻褄合わせもなく、全てが自然に繋がっている。
映画制作を目指す人は、この作品はとても勉強になるだろう。
アメリカ映画だから、ヒーローは最後まで生き抜き、勝利するし、家族と再会してハッピーエンドの予想が出来るが。
分かっていても、演出が上手く、ハラハラドキドキの連続だ。