アメリカのSF映画である。
未来。
ウイルスの蔓延により、99%の人類が死滅した。
生き残った人は、城壁に囲まれた街で、一見、平和に暮している。
しかし、実際は、ワクチンを発明した博士の子孫によって監視され、管理されていたのである。
主人公イーオンは、妊娠していた妹が政府に殺されたのをきっかけに、反政府勢力に参加する。
ある日、独裁者の暗殺命令を受け、政府内に侵入した。
ところが、いざ暗殺となったとき、引き金が引けない。
彼女は、独裁者の亡くなった妻のクローンだったのだ。
愛された前世の記憶が、暗殺を妨げたのである。
独裁者の方も、他人の気がしなくて、ついに肉体関係を結ぶ。
この街の人々は、ワクチンの副作用で妊娠できなくなっていて、何代もクローンとして再生産されていた。
しかし、一部では、自然妊娠できる人も増えてきていた。
自然に生まれると、支配できなくなる。
そこで、独裁者の弟が、妊婦を殺していたのだ。
彼とイーオンの戦いが始まる。