中国の映画である。
13歳の少年チュンは、母親の形見であるヴァイオリンを上手に弾きこなしていた。
父親は、お金を工面して、北京で行われるコンクールに連れて行く。
優勝は出来なかったが、成績はよかった。
しかし、音楽院には入学でない。
しかたなく父は、教えてくれる師をみつけてきた。
チュンは、国際コンクールに向けて、猛練習に励む。
父は、実の父親ではなかった。
チュンの邪魔になってはいけないと、黙って田舎に帰る。
ここから、感動的なラストが待っている。
父と子の絆といえば、最近のアメリカ映画の定番だが。
こちらの方が惹き込まれるのは、同じアジア人だからか。