ジョディー・フォスター主演の、サスペンス映画である。
主人公メグは、離婚した後、11歳の娘を連れて、豪邸に引っ越してきた。
前の持ち主だった大富豪が亡くなり、離婚の慰謝料代わりに、夫に購入させたものだ。
夜、大富豪の甥が仲間を連れて、強盗に入ってきた。
監視カメラで観ていたメグは、咄嗟に娘を連れてパニックルームに逃げ込む。
しかし、甥の目的は、パニックルームにある隠し財産だったのだ。
甥は、凶暴な仲間を連れてきて、出て行けば殺されかねない。
娘は糖尿病で、インスリンが必要なのだが、慌てていたため、部屋に置いてきてしまった。
更に続く息詰まる展開が、まさにサスペンス ( 吊り下げられた気分 ) である。
ハリウッド映画の脚本は、細かいところまで伏線を張っていて、最後まで違和感がない。
邦画だと、「なんでやねん」と突っ込みを入れたくなって、興ざめしてしまうことが多い。
どうせ観るなら、最後まで、その世界に没入していたいのだ。