フランスの映画である。
舞台は、第二次世界大戦末期、ドイツ占領下のフランス。
歯医者で、掃除夫をしている17歳の少年が主人公だ。
かれは、若過ぎるという理由でレジスタンス運動への参加を拒否された。
それで、フラフラと彷徨いているところを、ドイツ兵に捕まってしまう。
しかし、ドイツ兵は優しく、酒を飲ませてくれた。
酔ってレジスタンス運動について話してしまい、それがきっかけで、ドイツ軍と行動を共にするようになる。
祖国を裏切り、レジスタンス狩りに参加するが、優しいドイツ兵達の闇の部分も見てしまう。
この作品は、重い、重苦しい。
戦争中は、似たようなことがあっただろうが。
主人公を少年にしたところが、観た後の、後味の悪さを増強している。
しかし、たまには、この様な作品も観ておくと良いだろう。