ゲイリー・クーパー主演の映画である。
1910年、メキシコのパンチョ・ビラ将軍が動乱を起こした。
動乱がテキサスやニュー・メキシコに広がる中、主人公はアメリカ陸軍の少佐として、鎮圧に参加した。
この戦いの最中、銃弾を避けるために身を隠しことが罪に問われ、卑怯者として後方に左遷される。
その後の戦闘で活躍した五人に名誉賞を与えることになり、少佐は、五人を後方のコルドラ基地へと移送することになった。
その時に、捕らえた敵の女性も護送する。
そもそも五人は、たまたま貢献しただけで、名誉賞を貰うことは、彼らにとって不都合だった。
隙あらば、少佐を殺して逃げたいとさえ思っていたし、捕虜の女性をものにしたいと考えてもいた。
生真面目な少佐は、何も気づかず、旅を続ける。
道中、様々な苦難が襲いかかる。
それぞれの思惑、心の変化を描いた、緊張感のある作品だ。