アメリカの映画である
CGアニメーションで、コメディに分類されるだろう。
ミニオンという生物の誕生と歴史から、映画は始まる。
プランクトンの時代から、「凶暴なボスに仕えることが生きること」、だったミニオンが、あるときから、洞窟に定住を始めた。
このままでは絶滅してしまう。
危機を感じた、1匹が旅に出ることを決意し、あと2匹をつれて旅に出る。
3匹の、ハチャメチャな旅の物語だ。
時代背景や細かい設定など、緻密で破綻がない。
理解不能の言葉を話すミニオンが、何を言っているのかを表情と仕草で観客に分からせる技術は、すばらしい。
吹き替え版では、所々に「分かる言葉」が入っていたが、オリジナルはどうなのだろう。
蛇足だが、ミニオンの群れが、大挙して一つのモノに群がるのは、何だか今の日本人みたいだった。