アルゼンチンの映画である。
軍事政権が支配している最中に逮捕された主人公が、政権交代後、釈放されて帰宅する。
窓を覗くと、妻の姿が見えるが、入るのを躊躇する。
ここから、長い回想シーンが始まる。
本人は、逮捕前に浮気をするし、妻も、夫が服役中に浮気する。
主人公は、服役中に知って激怒するが、それでも妻を愛している。
全体的に、暗いトーンの作品だ。
仕事の後の癒しや娯楽として映画を楽しみたい人には、不向きである。
人生について深く考えたい人には、良い作品だろう。