ウィル・スミス主演の映画である。
舞台は、人類滅亡後の地球だ。
他の惑星に移住した人類。
ウィル・スミス演じる将軍が、軍の訓練に息子を連れて、宇宙へ旅立つ。
息子役の少年は、本当の息子である。
途中、小惑星と衝突する事故に遭い、不時着するが、そこは、地球だった。
生き残ったのは、将軍と息子の2人だけ、しかも将軍は負傷して動けない。
この作品は、臆病な息子が恐怖心を克服し、成長する物語である。
汚染で人類が滅亡したのなら、他の高等動物も生きてはいまい。
バクテリアとか、植物プランクトンくらいなら、生きながらえているだろうが。
しかし、人類滅亡1000年後の地球が、緑豊かで、野生動物が繁栄していた。
なんだ、これ。
少年の成長を描くのに必然性のない背景、脚本の詰めの甘さが気に入らない。
ハリウッドが、カネに任せて作った映画だ。