1970年代、アメリカ西海岸の小さな街「ドッグタウン」が、物語の場所である。
この町で、悪ガキ達を中心に結成されたスケートボードチーム「ZーBOYS」を描いた実話である。
主要メンバーの一人、ステイシーが脚本を書き、他のメンバーも演技指導などをしている。
スケボーは、現在では世界大会が開かれ、選手の技もアクロバティックで凄いものであるが、映画で描かれているのは初期の初期。
今なら子供でもやっているような、いわば「しょぼい」技の演技で、大会が行われていた。
仕方がないことだ。
公開された当初にして、30年前の昔話だから。
それが災いしてか、制作費用の半分ほどしか興行収入がなかった。