コナンシリーズ第20作目である。
以前の作品は、もう少し推理や謎解きの面白さがあった。
大人も楽しめる子供向けのアニメだったのが、子供しか楽しめなくなっている。
子供も、楽しいのだろうか。
一流の声優陣に混じって、天海祐希が、今回の鍵を握る人物の声を担当していた。
話題性のため、客集めのため、俳優に吹き替えをさせることが流行りである。
その全てが、違和感のある作品に仕上がっている。
天海祐希は、宝塚出身で、女優としては一流であるが、声優としては落第だ。
素人が台本を読んでいるように感じた。
演技が上手いのと、吹き替えが上手いのとは別なのだ。
声優は、声だけで勝負している。
表情も仕草も使えない。
だから、声による演技を磨き上げているのだ。
その人達の中に、素人を連れてくるのは失礼の極みである。
お金を払って見に来るお客さまに対して、非常に失礼なことなのだ。