「96時間」の続編である。
前作では、娘を誘拐された主人公が、犯人一味を全員射殺して終わった。
殺された犯人の家族が、葬儀の後、復讐に乗り出す。
アメリカ人特有なのか、アングロサクソン特有なのか、「敵を殺してお終い」の傾向がある。
映画では、犯人や敵を射殺して、全て解決という結末が多い。
そして、殺された者の復讐に立ち上がるのは、アラブ人の設定が多い。
原爆や空襲で民間人を大量虐殺しても、自分たちは正義だと勝ち誇っていられる、その精神構造を理解できないので、この映画も楽しめない。
この映画のように復讐を企て、返り討ちに遭ってしまった者たちの身内は、さらなる復讐を誓うだろう。
それにしても、リーアム・ニーソンは、いつまでも元気だ。