吃音に悩むイギリスの国王ジョージ六世の、実話に基づく物語である。
王子時代に、吃音のためスピーチをしくじり、トレーナーをつけて貰う。
しかし、プライドが高すぎて、トレーナーを先生と呼ぶことも出来ずに、辞めさせてしまうのだった。
しかし、トレーナーは吃音を治すプロである。
既に、布石を打っていた。
やがて戻ってきた王子は、訓練を始める。
その最中に、王に即位した。
そして、第二次世界大戦。
この戦争に加わるべく、王としてラジオで演説しなければならなくなった。
王とトレーナーの友情物語である。
関係はどうであれ、自分のことを思ってくれる人がいるというのは、有り難いことだ。