フランスの映画である。
続編が二つ出ているが、第一作を見ていないと、理解できないだろう。
原題は「Taken」、日本語の題は、誘拐事件の被害者が無事でいられると考えられる猶予時間からきている。
主人公ブライアンは、元CIAの工作員で、ボディーガードを職業としている。
ブライアンは離婚しているが、別居中の娘との仲は良好である。
ある日娘が、友人と海外旅行中に誘拐される。
拉致される直前に携帯から彼に電話が掛かってきて、彼は、その後起きるであろうことを娘に告げる。
娘は言われて通りにし、犯人の手がかりを残した。
そして主人公が、娘の捜索を始める。
主演のリーアム・ニーソンは、冷静沈着で、敵を容赦なく射殺する。
格闘も、圧倒的に強い。
この辺り、スティーブン・セガールみたいな感じだ。
映画としては、最後まで気が抜けない、楽しめる作品である。