実話を元にした、アメリカの映画である。
イラン革命の煽りを受けて、テヘランのアメリカ大使館が襲撃され、職員が人質となってしまう。
そのとき、占拠される前に六人の大使館員が逃げ出し、カナダ大使公邸に匿われた。
この六人を救出する物語である。
CIAは、架空の映画「アルゴ」をでっち上げ、テヘランに撮影スタッフに扮装した職員を送り込む。
捕まれば射殺される。
六人の大使館員は、何の訓練も受けていない。
いつ捕まるか分からない、ハラハラドキドキの作品である。
映画は娯楽である、という信条の人には、見応えのある作品だ。