この映画は、フィクションである。
筋萎縮性側索硬化症 ( ALS ) に冒され、余命幾ばくもない大学教師が、かつての教え子に個人教授をする物語だ。
新聞コラムニストのミッチ・アルポムが、ある日テレビに出ている大学時代の恩師を観る。
彼は、難病に冒されていながらも、人生いかに生きるべきかを話していた。
早速会いに行くと、モリー先生はミッチのことを憶えていた。
新聞社は、ミッチが先生に会いにいけるよう、毎週火曜日に休暇を与えた。
以後、十四回、個人授業を受ける。
この作品は実話であるので、飾りがない。
珠玉の名言が満載である。
人生全般について、たくさん学ぶことが出来る。
この作品は、「お涙頂戴映画」と泣けることを期待して観る映画ではない。
良き師に巡り会えなかった人には、素敵な映画であろう。