対米戦争において分岐点となった、「ミッドウェー海戦」を描いた作品である。
「トラ、トラ、トラ」と勘違いしていたのだが、全員英語のセリフなのはこちら「ミッドウェイ」である。
日本人役は、山本五十六役の三船敏郎以外全員、在米日系人を用いて、セリフが全部英語である。
ハリウッドの映画は、そういうものだ。
また、この映画は、実際の戦争の記録フィルムや他の映画フィルムを流用している部分が多い。
それにしても、ここでも南雲忠一の判断ミスが、大きかった。
主力空母四隻と、多数のベテランパイロット、航空機を失った。
真珠湾攻撃での、愚かな判断と並ぶ判断ミスである。
南雲忠一こそ、日本を敗戦に導いた張本人なのだ。
この映画は、非常に後味の悪い映画である。