スティーブン・キング原作の映画である。
大型トレーラーが行き交う幹線道路沿いに住む、若い夫婦と歩き始めたばかりの子供の物語である。
この家には、猫が飼われていた。
ある日、その猫が死んで、夫はその死体をペット霊園に埋めてきた。
その翌日のことである。
猫が、帰ってきたのだ。
紛れもなく、飼っていた猫である。
ただ、少しだけ、違っていた。
少しだけ、凶暴になっていた。
そしてある日、よちよち歩きの子供が・・・
私は、小説に出会ったのが先だった。
それまでに読んだ小説の中で、最も恐ろしいホラー小説だった。
結論が判っていたからか、映画では恐怖を感じなかったけれど、良くできたホラーである。
この手の邦画より、ずっと怖い。
小説と合わせて、楽しんでいただきたい作品である。