かなりの長編であるが、とても面白い作品である。
そして、映画と原作の両方が面白いという、希有の作品だ。
映画を観た人は、ぜひ、原作の小説を読んでいただきたい。
私の場合、小説、映画の順であった。
映画は原作のイメージを損なうことなく、とても素晴らしい出来である。
普通の人間が小人を演じ、しかも等身大の人間と競演しなければならないところを、違和感なく撮っている技術は素晴らしいの一言に尽きる。
友情、努力、勝利という、売れる作品の原則に則り、冒険が加わるから面白くないはずがない。
長期の休みに、一気に観るのも良いだろう。