父親を殺された黒人奴隷の子が、ホテルの執事として成長し、大統領の執事としてホワイトハウスで働くことになる。
大統領が替わっても、執事などのスタッフは替わらない。
リンカーンが奴隷解放をしたとはいえ、人種差別は無くならない。
白人スタッフとの、待遇の差も大きかった。
そんな中、歴代大統領に信頼され、執事としての腕も上がっていく。
息子の目には、「白人に媚びている」と映り、親子の葛藤があり、息子が事件に巻き込まれていく。
と、こんな流れで物語が進んでいくわけであるが、最後のシーンが、なかなか格好いい。
プライドというのは、ああいうものをいうのだ。
この映画は、秀作である。