チャールズ・ブロンソン主演、アメリカの映画である。
古い陸軍基地に、男が車で突っ込んで爆発したのだった。
さらに、民間のヘリが海軍基地を目指すが、撃墜された。
テロリスト達は、ソ連が送り込んだ者で、催眠にかかっていた。
ある詩の一節を耳にすると、命令を実行するように洗脳されていたのだ。
KGBから逃れてきたダルチムスキーという男が、洗脳された人物の名簿を持っていて、電話を使って命令を実行させていた。
米ソの緊張を取り戻し、あわよくば戦争をと目論んでいたのである。
KGBは、ダルチムスキーを殺害すべくボルゾフ少佐をアメリカに送り込む。
彼は、スパイとして潜り込んでいるバーバラと組んで、ダルチムスキーを探し始めた。
しかしバーバラは、CIAの二重スパイだったのだ。
銃は使うが、派手に殴り合うシーンはない。
アクション物としては、少し物足りない。
話の展開も、一本調子で抑揚がない。
不完全燃焼な気分が残る作品だ。