ウクライナ人のユーリ・オルロフは、ユダヤ人の振りをして家族4人でアメリカに移住した。
ニューヨークでレストランを経営しているが、売上は芳しくない。
ある日ユーリは、別のレストランでロシアンマフィアの銃撃戦を目撃した。
それで彼は、武器商人になった。
レバノン・ベイルートの紛争が終わり、米軍が引き上げると、大量の武器が残されていた。
ユーリは、米陸軍将校に話を付けて、それらを仕入れ、別の紛争地域に売りさばいた。
インターポールのジャック・バレンタイン刑事は、ユーリを追い回す。
しかし、ユーリは、巧みに法の網の目を抜けていた。
彼は、憧れの女性と結婚し、息子もできた。
やかて、東西冷戦が終結した。
それらは、少将である叔父が管理している。
買い付けるのは、容易かった。
しかし、その叔父が暗殺される。
この作品は、実話に基づいているというキャプションが出る。
反戦映画である。
胸くその悪くなるシーンも、ある。
後味の悪い作品だ。