captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ロビン・フッドの冒険

1938年、アメリカの映画である。

 

ロビン・フッドは、シャーウッドの森にいて、森と王様の城以外にどこへも行かないが、「冒険」と題されている。

 

原題「The Adventurs of Robin Hood」を直訳したものだから、仕方がない。

 

それはともかく、この古い作品は、アメリカでの評価が高い。

 

その理由は、私には分からない。

 

勧善懲悪、正義は必ず勝つ。

 

友情と勝利はあるが、努力は無い。

 

ここに努力の要素が入ると、日本でもヒットする作品に仕上げられるだろうけど。

 

まあ、古い作品である。

 

CGに慣れた現代人には、退屈かもしれない。

あなたが寝ている間に・・・

サンドラ・ブロック主演、アメリカの映画である。

 

彼女は、駅の改札係をしている孤独な女性だ。

 

客の男性に片思いをしている。

 

ある日、その男性が不良に絡まれ、線路に転落したところを救出した。

 

そのまま病院に付き添って行くと、連絡を受けて駆けつけた彼の家族に、婚約者だと勘違いされてしまう。

 

家族とのふれあいが嬉しくて、違いますと言えなかった。

 

真実を言い出せないまま、日が過ぎる。

 

彼の意識は、なかなか戻らない。

 

そんな時、彼の弟と知り合い、互いに惹かれあっていく。

 

と、深刻な感じで書いてきたが、ラブ・コメディーである。

 

サンドラ・ブロックが、可愛い女性を演じている。

 

「寝ている間」ではなく、実際は意識不明の状態なのだが、そこは、コメディーゆえ。

 

これは、楽しめる作品だ。

 

 

 

 

ベスト・フレンズ・ウエディング

ジュリア・ロバーツ主演の映画である。

 

「28歳になって二人とも独身だったら、結婚しよう」と言って別れた恋人から、その誕生日直前に連絡があった。

 

彼の伝言は、「電話してくれ」とだけ。

 

電話してみると、彼は新しくできた恋人と週末に結婚するから来てくれという。

 

未練を持ったまま彼女は、彼とその婚約者に会いに行く。

 

そこで彼を取り戻そうと、色々なことを企てるが、全部失敗に終わる。

 

しかし、アメリカの映画である。

 

最後は、ハッピーエンドだ。

 

意外な、ハッピーエンドで、良かったなあとしみじみ思う作品である。

ウルヴァリン samurai

シリーズ物で、この回は日本が舞台である。

 

先日、地上波でやっていたのを録画して観た。

 

日本人モデルが二人、良い役に抜擢されていた。

 

しかし、本業が女優ではないので、小学校の学芸会レベル。

 

返って、真田広之が浮いてしまったかのようだ。

 

真田広之は、日本に帰ってくれば、もっと活躍の場が与えられるのに。

 

ブルース・リーやジャッキーチェンには、なれなかったね。

 

作品に戻ろう。

 

主人公が、ギリギリまで追い詰められるというのは、評価できる。

 

不死身であるから、いくらでもシリーズを続けることが可能だ。

 

イデア次第ではあるが。

 

しかし、映画館に足を運ぶ人は銭を払って観てくださるお客さまである。

 

ド素人に演技をさせるのは、いかがなものか。

壮烈第七騎兵隊

1941年公開、アメリカの映画である。

 

南北戦争で活躍した実在の軍人カスターが、陸軍士官学校入学から、インディアンとの決戦までを描いている。

 

当時、というか、今でもそうであるが、「白人は善、インディアンは悪」とアメリカ人は考えていたし、考えているだろう。

 

差別撤廃を謳い「ネイティブアメリカン」と白人側は言う様になったが、当のネイティブは「インディアンで結構」と、反発している。

 

何しろ、白人は原住民を、ほぼ絶滅させたのだ。

 

虐殺した数は、600万人とも言われている。

 

映画では大抵、インディアンは恐ろしいもの、白人の敵であり、動物のように殺される。

 

しかし、この作品では、少し趣が違った。

 

「本当のアメリカ人は、インディアンだ」という白人側の台詞があったのだ。

 

そして最後は、インディアン側の正義を認めている。

 

戦前の映画としては、希有のものだ。

 

それだけでも、感心である。

 

 

レッド・ムーン

アメリカの西部劇である。

 

主演は、グレゴリー・ペック

 

サムは、10年前にインディアンに掠われた女性と子供を助けたことで、凶悪なインディアンに追われることになた。

 

その子供が、インディアンの息子だったからである。

 

遠くの家まで逃れるが、インディアンは、その場所を突き止め、忍び寄ってくる。

 

そして戦いが始まる。

 

神出鬼没の敵は、たった一人だが、姿を見せないから不気味だ。

 

西部劇と言うより、スリラーである。

 

サスペンス満載の映画だ。

 

ロック・オブ・エイジズ

2012年公開、アメリカのミュージカル映画である。

 

ブロード・ウエーで人気の作品を映画化したものだが、こちらの方は失敗作だった。

 

75億円使って、50億しか興行収入がなかった。

 

トム・クルーズが、脇役として出ている。

 

もったいないというか、贅沢というか。

 

トム・クルーズは、ロック界のスーパースター。

 

主演の女の子は、歌手を目指して田舎から出てきた。

 

応援する恋人が、最後にはロックで成功するという、サクセスストーリーである。

 

トム・クルーズのギャラが、制作費の半分くらいいっているのではないか。

 

そんな作品だ。