captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

日の名残り

イギリスの映画である。

 

主人公は、貴族の執事で、あくまでも職務に忠実である。

 

真面目で、ストイックではあるが、恋にはあこがれている。

 

主演のアンソニー・ホプキンスが、この役を完璧にこなしている。

 

観ていて、切なくなる作品だ。

 

アクションや戦争映画でスッキリするのも良いが、たまには、この様な映画も良いものだ。

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/ まごころを、君に

NHK・BSP版として、先日放送されていたので、録画して観た。

 

全く、意味が分からなかった。

 

エヴァンゲリオンに関する知識が、全くないというわけではない。

 

使徒と呼ばれる外敵から人類を守るロボットの話、と思っていた。

 

主人公の少年や、少女が「ヱヴァ」と呼ばれているロボットに乗り込み、襲来する「使徒」を撃破する。

 

放送初期は、その様な展開で分かりやすかったが、だんだん、何が言いたいのか分からなくなってきた。

 

そしてまとめの「劇場版」である。

 

理屈っぽいアニメは、オタクになってのめり込まないと、理解不能だ。

 

楽しめないのが、悔しい。

 

 

渚にて

核兵器を使った戦争で、地球全体が放射能に汚染され、人類が最後の時を迎えている。

 

この手の映画の先駆けである。

 

かつて大気圏核実験が頻繁に行われ、広島や長崎に落とされた原爆の何倍も強力な「水爆」実験まで行われていた。

 

その当時に作られた映画である。

 

北半球が全滅し、人類が生存しているのはオーストラリアだけというところから映画は始まる。

 

やがて、そこにも放射能汚染が広がってくる。

 

現代では、強い放射線でない限り、すぐに死ぬことがないことはみんな知っている。

 

この映画では、汚染が来る前に住民が服毒自殺するのである。

 

極端な話だ。

 

原作に忠実なのだろうけど。

 

やりきれない映画である。

ローグ・アサシン

アサシンとは暗殺者のことである。

 

ジェット・リー扮する暗殺者「ローグ」と、ローグに親友を殺されたFBI捜査官との戦いを描いている。

 

舞台はアメリカだが、2人に絡んでくるのが、日本のヤクザだ。

 

ケイン・コスギが、ヤクザの子分役で、ちょこっと出ていた。

 

主役が暗殺者だから仕方がないが、東洋人が無慈悲に殺しまくるのは、なんだか違和感がある。

 

リーは中国人だから、中国人の性質として、どうなのだろう。

 

この映画は、最後に予想外の結末を迎える。

 

 

 

 

シェーン

西部劇と言えば、ジョン・ウェインジュリアーノ・ジェンマ、あるいはスティーブ・マックイーンクリント・イーストウッドだろうか。

 

アラン・ラッドの名を上げる人は、まず、いないだろう。

 

彼は、「シェーン」に主演して、有名になった。

 

ただ、この後に出演した映画では、評価されていない。

 

「アラン・ラッド」イコール「シェーン」であり、「シェーン」イコール「アラン・ラッド」である。

 

しみじみと感じ入る作品だ。

戦国自衛隊

陸上自衛隊海上自衛隊の隊員が、兵器と共に戦国時代にタイムスリップする。

 

戦闘に巻き込まれ、戦国時代に来てしまったことを自覚するが、受け入れられない隊員もいる。

 

そんなとき、長尾景虎と意気投合し、協力して武田信玄を討つことになった。

 

「歴史を変えてしまう」と、作戦に反対する隊員を殺し、桶狭間の合戦に突入する。

 

ハチャメチャな映画である。

 

若い頃の薬師丸ひろ子が、颯爽と馬に乗る姿が格好良かった。

 

それだけかな。

マラヴィータ

アメリカ・フランス合作。

 

FBIの証人保護プログラムを受けて、住居を転々とする元マフィア一家の話である。

 

ロバート・デ・ニーロ扮する、元マフィアの親分は、つい昔の気質が出て、近隣の住民とトラブルを起こしてしまう。

 

その妻も、娘と息子も、同じような性質である。

 

トラブルを起こしつつも、FBIに監視されながら無事に過ごしていたが、息子の学校新聞がきっかけで、敵対するマフィアに、居場所を突き止められてしまう。

 

そして襲われるのだが、この映画は、コメディーである。

 

ブラックな、コメディーだ。