captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

チャンプ

アメリカの映画である。

 

離婚して、8歳の息子と暮す元ボクシング世界チャンピオンが、再びリングに立つ話だ。

 

現役引退後、だらしない日々を過ごしているビリーを、息子のTJだけは「チャンプ」と、慕っていた。

 

ビリーが、離婚した元妻と再会し、彼女の成功ぶりと比べ、あまりに惨めになり、ギャンブルに溺れ、喧嘩し、留置される。

 

TJを、元妻のところにやるが、彼は帰ってくる。

 

37歳になったビリーの復活劇が、そこから始まるのだ。

 

この映画は、感動する。

 

試合のシーンは、力が入る。

 

予想外の結末が、用意されている。

 

何度も観たい映画の一つである。

父 / パードレ・パドローネ

実話を元にした、イタリアの映画である。

 

サルディーニャ島に生まれた主人公は、羊飼いに学問はいらないという父親のせいで、学校に通わせてもらえなかった。

 

山小屋に1人で住まわせられたりの生活で、字が読めないまま成人する。

 

二十歳になり、徴兵されて軍隊生活が始まるが、字が読めないことの不便さ辛さから、学問を受けるようになった。

 

二十歳まで文盲であった彼は、ついに言語学者にまでなるのだ。

 

フィクションではなく、実話である。

 

彼自身の伝記を元に制作されたのだ。

 

少々、退屈ではある。

ボーダー

ロバート・デ・ニーロアル・パチーノ

 

この2人が主演という、豪華な作品である。

 

舞台は、ニューヨーク市警。

 

優秀な2人のコンビが、難事件を解決していくうちに、警察内に裏切り者がいると気付く。

 

ロサンゼルス市警を舞台にした、同じようなシチュエーションの映画があったような、なかったような。

 

スターが出ている作品は、スターを見ていればよいとも言える。

 

名優の演技に魅せられて、話に吸い込まれていくのだ。

 

ごちゃごちゃ考えず、どっぷりと浸ろう。

フィラデルフィア・エクスペリメント

第二次世界大戦中の1943年、フィラデルフィアの軍港において、駆逐艦エルドリッジの実験を元にしている。

 

実際に行われた、テスラ・コイルを使ってのテレポーテーションの実験である。

 

現実に、駆逐艦エルドリッジは数百キロ移動し、戻ってきた。

 

そのとき、乗組員は発狂し、中には艦と融合してしまった兵士もいて、とても悲惨な状態だったという。

 

映画では、主人公が41年後にタイムスリップする。

 

その年、前回の失敗を挽回すべく、博士が砂漠で廃墟になった都市を使って、同じ実験をしようとしていた。

 

規模が大きすぎ、地球が消滅する危機に陥ってしまう。

 

この映画のタイムパラドックスを考えると、また、ややこしくて、訳が分からなくなってしまう。

 

時間移動を扱う映画は、色々考えないで、流れに身を任せた方が楽しめる。

 

分かっているのだが、理屈を考え、辻褄の合わないところを見付けてしまうのだ。

ローラーガールズ・ダイアリー

一昔前、日本でも流行ったローラーゲームが舞台の映画である。

 

17才の主人公が、ローラーゲームに魅せられ、年齢を偽ってチームのオーディションを受ける。

 

合格、厳しい練習、激しい試合。

 

特に試合は、見ていて痛々しいく、つい、応援してしまう。

 

「友情、努力、勝利」

 

売れる作品の三要素が詰まっている。

 

また、監督がドリュー・バリモアであることで、一部で話題になった。

 

映画を観てスカッとしたい人に、お勧めの作品である。

 

 

リベンジマッチ

互いの対戦成績が一勝一敗だった元プロボクサーが、年を取ってから決着を付けるという話である。

 

主演は、シルベスター・スタローンロバート・デ・ニーロだ。

 

評論家たちは、散々こき下ろしていた。

 

話自体は、ありきたりである。

 

「息子を思う父親」も付け足して、アメリカ人受けを狙っている。

 

「ロッキー」や「レイジング・ブル」の映像を静止画像で挟んだり、パロディーを加えたり、工夫はしている。

 

スタローンはともかく、デ・ニーロも、それなりに身体を絞っていた。

 

スターが出ている割に、日本では話題にならなかった作品である。

SAFE / セーフ

先日テレビでやっていたので、録画して観た。

 

ジェイソン・ステイサム主演の映画である。

 

彼は、自分のキャラクターから抜けられない。

 

いつも同じような役ばかりである。

 

自分で選んでいるのか、同じようなものしかまわってこないのか。

 

孤独で、暴力的で、優しくて、強い。

 

一対一で闘って、負けることがない。

 

スティーブン・セガールと、同じである。

 

ジャッキー・チェンシルベスター・スタローンは、一対一で負けて屈辱を味わう。

 

そこで奮起して、努力して、リベンジする。

 

日本人にとっては、ジャッキー・チェンシルベスター・スタローンの方が、受けが良いだろう。

 

話が逸れた。

 

この映画は、マフィアに妻を殺された主人公が復讐を果たす。

 

その際、マフィアに利用されていた中国人少女を救出する。

 

単純なストーリーである。

 

派手な撃ち合いが、たくさん出てくるので、それが好きな人には楽しい映画であろう。