captainsunday’s blog

思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ジョンQ 最後の決断

アメリカの映画である。

 

主人公ジョンがリストラにあい、パートタイムの従業員へと格下げされる。

 

そんな時、息子が心臓発作で倒れ緊急入院するが、移植しないと助からないと言われる。

 

移植リストに載せる為にさえ高額の支払いが要求され、保険を使おうとするが、リストラの結果、保険も格下げされて使えない。

 

国からの補助も受けられない。

 

切羽詰まったジョンは、患者を人質にとって、病院を占拠する。

 

息子を守りたい一心の彼は、自分の心臓を差し出すべく、自殺を決意するが、、、。

 

父と子の絆を描いた、いかにもアメリカらしい作品である。

 

交渉人と話す主人公が、スナイパーに狙われ続ける、緊迫感のある映画だ。

 

この作品は、正義について考えさせられた。

 

 

黒子のバスケ ウインターカップ総集編 涙の先へ

テレビでやっていたので、録画して観た。

 

先ず感じたのは、「テラフォーマーズ」や、古くは「頭文字D」と顔が同じだということ。

 

逆三角形の顔、細いつり目、さらさらの髪、である。

 

主人公以外、顔を入れ替えても、誰も気付かないのではないか。

 

中身は、全体にわたって、試合の場面である。

 

ストップ、スロー、心の声、ギャラリーによる解説などは、「巨人の星」以来、変わってない。

 

日本のアニメは、今のところ海外で大人気である。

 

しかし、私のようにアニメをあまり観ない者からすれば、全部似たり寄ったりで、近いうちに衰退するのではないか。

 

このアニメは、私には、つまらない作品だった。

最後のマイ・ウェイ

フランスの映画である。

 

歌手、作詞家、作曲家、音楽プロデューサー「クロード・フランソワ」の伝記映画だ。

 

彼は、世界的ヒット曲「マイ・ウェイ」の作者でもある。

 

エジプトで生まれた彼は、父がスエズ運河の管理会社に勤めていて、裕福であった。

 

将来は、その会社で働く希望があったが、エジプト政変で国外へ追われてしまう。

 

やがて成長した彼は、歌手としてデビューし、フランスを代表する大スターとなった。

 

私生活では、結婚、離婚、ギャンブル依存症の母親、など少しはトラブルがあったが、スター街道まっしぐらである。

 

彼の作った「マイ・ウェイ」をフランク・シナトラが歌い、これは世界的ヒット作となった。

 

世界で最も知られている歌、といっても良い。

 

そんな彼も、最後はあっけなく、この世を去った。

 

享年39歳。

 

短い生涯を、全力で駆け抜けた、という映画である。

 

 

 

 

グラントリノ

アメリカの映画である。

 

クリント・イーストウッド監督・主演の作品だ。

 

彼が、俳優生活の締めくくりとして選んだ物語は、「去りゆく老兵」の最も格好いいパターンである。

 

主人公は、引退した元自動車工で、妻を亡くした、頑固な老人である。

 

自分の会社で製造していた愛車「グラントリノ」が、彼の誇りであった。

 

限られた友人以外は寄せ付けない頑固老人が、車を盗みに来た少年と知り合い、家族とも仲良くなる。

 

少年を更生させ、一人前にすることに生き甲斐を感じ始めた時、自分が不治の病であることを知る。

 

そこに、ギャングがらみの事件が起き・・・。

 

クリント・イーストウッドが、この後、監督に専念する為に、最後の主演として気合いが入っている。

 

脚本が洗練されていて、引き込まれる。

 

彼の、それまでの主演映画からすれば、意外な結末で、戸惑う人がいるだろう。

 

しかし、こういうラストが、余韻を残すのだ。

 

この作品は、名作と言える。

L.Aコンフィデンシャル

アメリカの映画である。

 

1950年代のロサンゼルスは、マフィアが暗躍していた。

 

ある日、カフェで元刑事を含む数人が殺される。

 

捜査が始まるが、警察内部に裏切り者がいて、、、という話だ。

 

警察の腐敗を描いた作品は多い。

 

この映画は、ハリウッド初出演のラッセル・クロウが、格好いい。

 

彼は、この作品をきっかけに、スター街道まっしぐらとなった。

 

物語が複雑で解りにくいが、映画は理解するものではなく、楽しむものだ。

 

格好いい俳優が銃をぶっ放し、迫力ある暴力シーンを観て、スカッと出来れば、それでいい。

 

そういう人に、お薦めの作品である。

ケイン号の叛乱

アメリカの映画である。

 

第二次世界大戦中、アメリカの老朽化した掃海艇「ケイン号」の艦長と部下の物語だ。

 

ケイン号に新しく就任した艦長が、規律に厳しいだけで無能であった。

 

まともな訓練も出来ず、ちょっとした事件で、部下と対立する。

 

副長をそそのかす奴もいて、艦内は、ぎくしゃくしてくる。

 

そして作戦中に、副長が艦長を拘束し指揮権を奪う暴挙に出た。

 

帰還した後、軍法会議が始まる。

 

叛乱をメインにしたいのか、軍事裁判をメインにしたいのか。

 

裁判が後半にあるから、そちらを重視しているのだろうけど、前半の緊迫感がないから、後味が悪くなっている。

 

原作は、ハーマン・ウォークの「ケイン号の叛乱」で、日本語訳が出ている。

 

この作品は、小説の方が没入できた。

白雪姫と雪の女王

アメリカの映画である。

 

ハリウッドの脚本家不足は、相当深刻なのだろう。

 

日本のアニメやゲームを実写化したり、昔話をちょっと変えたりで、オリジナルな作品が出てこない。

 

これも、その流れである。

 

オリジナルな物語を創造することは、パロディーの何十倍、何百倍も難しい。

 

しかし、それが出来る脚本家を養成しなければ、映画産業自体が衰退するだろう。

 

時間は掛かるが。

 

それにしてもこの台本で、ジュリア・ロバーツが、よく引き受けたものだ。

 

白雪姫の物語をコミカルにしてみたという意図を感じたが、どうせやるなら、徹底的にパロディーにして欲しかったね。

 

そうするには、筒井康隆並みの才能がいるか。

 

この映画は、失敗作である。

 

童話を忠実に再現する方が、よっぽど良い作品になっただろう。

 

もう一つ。

 

エンディングが、白雪姫のダンスである。

 

最低のラストであった。